STORY
僕がデザイン画を描くときの必需品は
デザインノートと0.3mmのシャーペンとMONOzero。
デザインに細かいディテールが多いので
2.3mm径の消しゴムはとても助かります。
ある日、
ぼーっとMONOzeroを眺めていて、このトリコロールをリボンやモチーフに使った服を作りたい!と直観的に思いました。
このトリコロールについて調べたら思っていた以上に歴史や伝統があることを知りました。
確かに幼少のころから身近にあったし、普通にクラスのみんなもMONO消しゴムを使っていたし、この3色がいったいどれだけの人に刷り込まれてるのだろうと考えたら
ますますウェアラブルなアイテムに落とし込みたくなりました。
そして、ダメ元で株式会社トンボ鉛筆あてに熱いメールを送りました。
アポイントをとることができそこから何度かプレゼンし、嬉しいことに許可して頂いて夢にまでみた「MONOxMIDDLA」アイテムをデザインできることになりました。
MIDDLA 安藤大春
BRAND CONCEPT
MONOブランドが約束する文具としての提供価値
「日々の知的活動を完璧にサポートする、シンプルでスマートなデスクの右腕」、
そして、その象徴であるシンボルマークを、
MIDDLAブランドのコンセプト「ONE TOKYO USUAL」で解釈、再構築することで、
ファッションアイコンとしての新たな価値を生み出す。
MAKE NEW HERITAGE 新たな遺産を作っていく
誰もが知り、日本の遺産である「MONOストライプ」を用いて
ミドラテイストを取り入れたウェアラブルなアイテムを作っていく。
また、新たなブランドのあり方として
オンラインショップ、オンライン展示会、クラウドファンディングを用いた
D with C (Designer with Customer) を理念とし
みなさんとともにブランドを作り上げていく。
ABOUT MONO
「唯一無二」を目指して
「MONO(モノ)」ブランドの誕生は1963年。 最高級鉛筆「MONO」の登場がはじまりです。
MONOは「唯一の、比類なき」などを意味するギリシャ語「monos」が語源。 その名は、1949年から開始した芯改良プロジェクトにより生まれた、「1ミリ立方に80億個の粒子を持つ」革新的な芯を特徴付けるものでした。
MONO消しゴムは「鉛筆のオマケ」から始まった
1967年、トンボ鉛筆創立55年を記念して「MONO」のさらに高品質な最高級鉛筆「MONO100」発売がされました。
トンボ鉛筆の理想とする「書き味、強度、濃さ」を兼ね備えた「MONO100」。 そして、消しゴムできれいに消せるという特長を実感してもらうため、当時は珍しかったプラスチック消しゴムが1ダースに1個付けられました。 この消しゴムが、よく消えると評判になり「MONO消しゴム」の販売を希望する声が多く寄せられ、消しゴム単体で製品化することとなったのです。
MONO消しゴムの誕生
1969年、青・白・黒のトリコロールをまとった「MONO消しゴム」の誕生です。 小さな消しゴムが店頭で目立つように、三色旗をイメージしてデザインされました。
50年以上変わらない、印象的なストライプの美しいデザインは
発売以来、消しゴムのアイコンとも言える存在となり
日本で、世界で、多くの人に使われる消しゴムとなりました。
進化するMONO
現在、「モノ消しゴム」をはじめ、個性あふれる「MONOシリーズ」は誕生からの「比類なき」「唯一の」という想いを受け継ぎながら時代の変化に合わせて進化を続けています。
ABOUT MIDDLA
BRAND CONCEPT
「ONE TOKYO USUAL」
スタンダードなアイテムやクラシカルなディテールを中枢に、
音楽的・数学的・物語的要素を加えて再構築し、
MIDDLA の考える“東京の日常” スタイルを表現する。
とある日の東京の日常を切りとり、「普段着れる服」に少しのデザイン性をプラスしたスタイルを提案。
DESIGNER
安藤 大春 Ohal Ando
▼ PROFILE
1972年7月21日 東京都生まれ 早稲田大学卒
1999年
有限会社ドッペルゲンガーを設立し、東京コレクションに参加
2005年
lessthanを立ち上げ、第一回JFWでデビュー
2014年
MIDDLAを立ち上げ、2015SSコレクションでデビュー
2015年
東京新人デザイナーファッション大賞プロ部門受賞
2016SSを発表し、TRANOI paris (tokyoeye)参加
2016年
リーボックとコラボレーションしムービーを発表
2017年
2017AWニューヨークにて展示会発表
タイプライターのシャツがJQUALITY認証アイテムに選出
2018年
2018AW、2019SSをAFWTにてショー形式で発表
2020年
コラボレーションライン「MIDDLA & Co.」をスタート
様々な分野のアーティストとコラボレーションを行っていく
第1弾として、モトナリ オノ や モトヒロ タンジと
コラボレーシ ョンを実施
写真: MIDDLA 2021SS "East Coast Delusion"
ものづくりは
ひとりの手では完成しない。
多くの工程があって商品が完成し
それを使ってくれるひとがいて
やっと成立する。
このプロジェクトの第一人者であるデザイナー安藤は
多くの人がひとつのものに携わる楽しさが
ものづくりの醍醐味だと話します。
コロナ禍で変わっていく生活のなかで
今までとはちがう形でものづくりができるのではないか。
もっと、つくり手とファンが近いところで
ブランドを大きくしていきたい。
そんな思いからみなさんと繋がるためのツールとして
クラウドファンディングを通した
新しいブランドづくりにたどり着きました。
多くのひとがひとつのものをつくりあげる楽しさを
一緒に共有しましょう。
たくさんの人にこのブランドを知っていただけるよう、
広めていただけたら嬉しいです。